こんにちは。2021年12月に第一子が誕生したうえきの妻です。
夫が毎日育児ブログ書くぞ!と意気込みながら3記事しか更新していないと聞いたので、
今回は私がネントレについて書いてみたいと思います(笑)
ネントレを意識し出した時期
私たちの赤ちゃんは現在生後2か月で、ネントレを意識しだしたのは生後1か月を過ぎた頃。
それまではミルクを飲んでおなかいっぱいになればすーっと寝てくれていたのですが、おなかもいっぱい、おむつも綺麗、温度も湿度もOKなのにぐずることが増えてきました。
この時の赤ちゃんの就寝環境は、固めの赤ちゃん用マットレスの上にスリーパーで寝てもらうというもの。
これらを選択したのは窒息死を防止したかったことが理由でした。
一方で、私たちがずっと見ていられるお昼寝のタイミングではふかふかの大人用マットレスで過ごしておりその時の方がぐっすり寝てくれるので、赤ちゃんもそりゃふかふかの方が気持ちいいよね…と複雑な思いでした。
赤ちゃんに適した就寝環境は?
この頃湧いてきた疑問として、赤ちゃんの就寝環境は胎児の頃を意識すべきなのか、それとも今後の発達を視野に入れた環境を意識すべきなのかということでした。
赤ちゃんの背骨の発達には固いマットレスの方が良いという説も耳にしていましたし、新生児訪問でも保健士さんに「この大人用マットレスだと柔らかすぎるね」と言われていました。
ただ、赤ちゃんはふかふかな方がよく寝るし、胎内で聞いていた音や温度に安心する様子。
あれこれ悩んでいた時に解決に導いてくれたのが、夫がたまたまブックオフで入手してきたネントレ本でした。
意識すべきは胎内環境、まんまるな姿勢
夫が購入してきた本のタイトルは、『カリスマ助産師トコちゃん先生の赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本』。いかに夫が寝かしつけに悩んでいたかが分かります(笑)。
この本によれば、赤ちゃんが快適なのは胎内と同じ、まんまるな姿勢。背骨がC字を描くように(つまり、猫背!)寝かせてあげるのが良いとのこと。背骨が大人と同じく首と腰に2つのS字カーブを描き、その姿勢で安定するのはなんと10歳頃なのだそうです。
1歳には首が座り、はいはい、おすわり、あんよをしているイメージだったので10歳という数字には驚きましたが、今から慌てて姿勢をぴんと伸ばすことを意識していく必要はないのだと知り大変安心しました。
それと同時にこれまで実践してきたことを見直す必要があることも判明しました。
縦抱っこは慎むべし
生まれてすぐの赤ちゃんは首がぐらんぐらん。お世話の度に危なっかしくて多くのパパママが早く首が座ればいいのにな…と思うはずです。
我が子も最初の数週間こそ横抱きばかりでしたが、少しずつ首が座ってきたのが嬉しかったのと、赤ちゃんの身長が伸びてきて縦抱きの方が授乳しやすくなってきたこともあり、縦抱っこばかりしていました。
ただ、赤ちゃんの背骨をC字に保つには縦抱っこは不向きで、特に首が座ってない段階ではものすごく首に負担がかかってしまうそうです。中にはこの頃かけた首への負担によって大人になっても不調を抱える人がいるのだとか。
この情報を見て私たちは慌てて横抱っこへ切り替えました。
大事な首を守るには?
この本にはさらに、抱っこや寝姿勢など状況に限らず赤ちゃんの首を大切に扱ってほしいというメッセージが度々出てきました。
本の中でおすすめされているグッズの1つが、首枕です。
これは赤ちゃんが大きな頭を不安定な首で支える際に補助をしてくれるもので、既に凝ってしまっている首のコリをほぐすのにもいいのだとか。一日中着けるべしと書かれています。
我が家でも早速装着してみると、赤ちゃんをベッドに寝かせた瞬間にぐずることがかなり減りました。「まんまる」をより意識して脚を曲げておなかに近づけてあげるとよりリラックスモードに。これまで赤ちゃんの反り返りにあまり対応できず、心許なかった我々の抱っこも首枕を装着しながらだと安定感が出てきました。
いち早く実践したかったため現在はタオルを丸めて即席で作成したものを使っていますが、調べると2,000円ほどでお安く手に入れられるようです。
いちいち作ってられないよ…!という方は「赤ちゃん 首枕」と検索して良さそうな素材・柄のものを探してみることをおすすめします。
また、時を戻せるなら授乳クッションの購入を検討する際におやすみたまごを候補に入れておくのも良かったな…!と思いました。
こちらは1万円超えで少々お高いのですが、寝かしつけの際に首枕をつけたり脚を曲げたりといったことが必要なく、ただこの上に寝かせるだけ。妊娠時に使用するクッションとしてもいいし、授乳クッションとしても使える…!産院での導入事例もあるそうで気になります。もし第二子をお迎えすることがあれば購入を検討したい一品です。
まとめ
今回ネントレについて調べて大切だと思ったポイントは、
・赤ちゃんは、胎児の頃のまんまるな姿勢を意識してお世話をしてあげよう
・身体の発達は急ぐべきではなく、10歳くらいまで長い目で見守ろう
・首に負担をかける縦抱っこは慎み、首枕を使って首を守ろう!
でした。
寝かしつけに悩む同志のパパママにお役に立てば嬉しいです!